四国一周（？）

……正確に一周はできなかったですけど。
若干、逆打ちっぽかったです（ニヤリ）

１５日の夜に埼玉を出発、１６日の朝方に瀬戸大橋（？）に着きました。
当初の予定よりも大分遅かったので、道後温泉と足摺岬をぶっとばして、桂浜へＧＯ！
……宇和島と足摺岬は行きたかったのだけど、しかたがない（涙）
たしか、千秋さんが何か言いながら立っていたのが桂浜だったはず……。
「見ませ見せましょ浦戸を開けて～」……とかなんとか。うろ覚え～
っつーことで、ワクドキで行ったはイイが、なにせ悪天候。強風に横殴りの雨ですよ。
普段なら穏やかであろう太平洋が、「ココは日本海！？」ってな感じに高波だらけ。台風上陸のやうでした……。
雨具っていっても、折り畳み傘だから濡れる濡れる～……それでも、ポイントは押さえねば、ってことでベタに坂本竜馬の像の撮影大会敢行。画面が暗くてよくわかりませんでしたが。
んで、折角来たのだから桂浜へ行こう、と……。晴れてりゃアイスクリンのお店が出ているだろうが、んなもん出ているわけがありません。砂浜を歩くのも諦めて、坂本竜馬記念館に逃げ込むコトに決定。いい加減、雨に濡れて寒いんですって。しかし、その記念館までがまた長い……何のいぢめかと思いました。
記念館内を見学しつつ、体力の回復を計るも、天候はむしろ悪化の一途……。車を記念館に横付けするために、２名の勇者が旅立ちました。もー、お疲れ様＆ありがとう！
……しかし、気になったのは、スーツ姿の男性二人……カップルさんらしきは普通だと思うのですが、なぜに？？　……しかも、荒々しい波打ち際を並んで歩くって……１３～１４時ごろって、休憩時間でもないと思うのですが？　むぅ。
……と、四国での１日目は桂浜のみで限界でした。ホテルに向かう途中で晴れてきて、チョット哀しくなりました……（涙）。
ホテルの夕食の量がハンパなく多くて、それもチョット困った。大学生６人ったって、食える量に限界があります。しかも、４時間前にガッツリファミレスで飯食った後だったし……軽い拷問のよう……。

翌日は、打って変わって快晴！
部屋から高知城が見えるということにチェックアウト直前に気付きました。
四国での２日目最初の目的地は、その高知城。途中で袴姿の女性を多数目撃！　大学の卒業式なんでしょうね～♪　艶やかで良いですｖｖ
ベタベタに山内一豊像、板垣退助像の写真撮影会をしてから、高知城の入り口付近までモソモソと移動。
……なんと、そこにはアイスクリン屋さんがあるではないですか！　これは、リベンヂせよとのお達しに相違ない！　と、場の雰囲気も読まずにアイスクリンゲット！　抹茶味に惹かれつつも、スタンダードなバニラ味を堪能。シャリシャリしてて、カキ氷みたいな感じ？　美味でございました。
「城は登るよりも遠目に見た方が美しいのよ」……とゆー理由で、高知城には登らず、そのまま次の目的地へ。時間を巻き巻きでいくための口実でした。
高知から南国を通過して、目的地は祖谷・かずら橋！！　移動に３時間くらいかかりましたが、心の中では笑いが止らねェ。
先月だかに架け替えたばかりなので、かずら橋はとてもキレイ。しかし、前日の雨の所為か、眼下の川は水量・流れの速さ共にすごいコトに……携帯を落とそうものなら、イッパツで行方不明＆ぶっ壊れ必至。携帯カメラで足元やら風景を撮りつつ、楽しく渡りました。着ていたコートが風に煽られてバランスを崩しそうになるアクシデントがありましたが……そんなに長い距離ではないのに、値段相応に有意義で良かったデスヨｖ
んで、ココに来たなら喰わねばならぬ。アユ・アメゴの塩焼き＆でこまわし。昨日の教訓を得て、食べるのはアメゴの塩焼きのみにしておきました。しかし、塩焼きがある近くって、どーしてネコがいるのでせぅ（袋田の滝にも居たんですケド……）。串刺しアメゴをゲットしたとたん、狙い済ましたようにチャトラネコが……「よこせ」とばかりにこちらを見上げてくる（涙）。あげないと飛び掛られそうなので、しっぽとアタマをくれてやりました……くそぅ。アメゴは、鮭のような身で、とても美味ｖｖ　いつか、でこまわしも喰いたい。
さて、おそ～い昼飯にうどんを喰らった後、今宵の旅館でひとやすみ。場所はこんぴらさんのすぐ近く。荷物を置いて、レッツ登山。旅館のお姉様に「休憩すると時間掛かるから、休まず登りなさい」とか「奥の院（だったかな？）まで行って帰ってくると３時間くらいかかる」とか「夕飯にうどんが出るから、途中で買い食いしちゃダメ」とかイロイロアドバイスを受けたので、若干怯え気味に出発。
最初は面白楽しく話しつつ、お土産屋さんの甘い誘惑をトコトン拒絶しながら登りましたが……いかんせん１０００段を越える敵は手ごわい。途中から「余裕ってドコの国の言葉？」くらいに死にました。もぉ、体力の衰えきったＨＩＫＩＫＯＭＯＲＩが登るもんじゃねぇ……。途中に大きなお社があって、そこで絵馬やお守りが売ってたり、市内が見渡せてとても絶景。
だけども、俺的絶景ポイントをお社の中に発見！
さすが神社、巫女さんがいらっしゃるでわないかッ！！　地元の初詣に見る巫女さんとは少し違う衣装でもって、チョット得した気分。
奥まで行ったらまた巫女さんが居るかも！？　とゆーのを期待して、絵馬を読んで楽しんだ後に出立。もぉ、肩で息をするなんてもんじゃないです。ロクに喋れないくらいバテつつ、どうにかこうにか最終地点へ到着……って、巫女さんが居ねぇ！？
すっごいショック～……仕方ないので、無料の望遠鏡を覗いたり、おみくじ引いたりしました。
登ってわかったことは「どれだけ手を清めようとも、俺の煩悩は清められねぇぜ！」……って、ダメぢゃん。

四国での３日目は、やはり雨。
まずはチェックアウトをして、徳島へ。
大鳴門橋架橋記念館で、鳴門の渦潮の原理をお勉強。渦潮ってすぐに消えちゃうんですね～、知りませんでした。更には、微妙なアトラクションなんかもあって楽しいですよ。魚釣りゲームは俺的にオススメでした。……ろくに釣れやしなかったけども。
その後、大鳴門橋の渦の道を通って渦潮を見るわけですが……いかんせん寒い。雨も風も打ちつけてきます。眼鏡に水滴がッ！！
天候の所為なのか、時間の所為なのか、渦がはっきりとは見えませんでした。「あぁ、きっとこれが渦巻いているってことなのだね」くらい。船もくるくるまわって……たのだと思う。
で、渦の道で床がアクリル板で透明になってるところから海が見えるのですけど、景色よりも濡れて滑ることの方が怖かった……。
鳴門橋から戻ってくるまで雨が止んでいたのに、徳島駅に着くなり、また雨雨雨……ぅおい。とにもかくにも、徳島の駅周辺で土産を買いまくる。それまでは大荷物になると困るので買っていなかったのです。
大量の荷物をいったん車に詰め込んで、あわおどり会館にて阿波踊りを楽しみました。まさか、イギリスから来ている人が居るとは……。
お客さんも一緒におどってよいそうで、おばちゃんもおじちゃんもイギリス人さんも踊る踊る……。
ちなみに、俺は見る阿呆でした。

で、夜中の９時に徳島を出発。
雨で霧とゆー悪条件の中、運転してくれた友人に感謝・感謝♪♪

でも、ミラージュな地を旅するなら、ミラージュがわかる人と行きたいものですね～。
女の人と旅したいなぁ……温泉に浸かっていても、ひとりはさびしいし。
まぁ、今回は卒業旅行ですけども。

さぁて、明日は卒業式だ。
式の途中で寝ないようにしないと。
……ってか、長ッ！！